Management 3.0 〜Success & Failure〜

 

最後のトピックは 「Success & Failure」

 

「Management 3.0 〜Learning & Competence〜」でまとめた中でふれましたが

 

Individual Competence を伸ばすための手段の1つです。

 

「Success & Failure」は英単語のとおり、「成功と失敗」

 

成功したからOK、失敗したからNGという短期的な視点だけで見るのではなく

 

マネージャとしては成功or失敗をして「学んだのか?」という中長期的な視点でも見ていくべきだと考えています。

 

Celebration Grid

 

成功もしくは失敗に至ったアプローチ(横軸)をとその結果(縦軸)から

 

どこに学びがあったのかを振り返るのが次のCelebration Gridです。

 

一番右のPracticesから説明します。

 

「Practices」というのは、必勝パターンというやつです。

 

必勝パターンで取り組んだ際には成功確率が高くなるので、

 

Successの枠が大きく取られています。

 

しかし、たまに必勝パターンで望んでも何らかの原因で失敗するケースもあります。

 

なのでFailure枠は小さめに取られています。

 

次は逆のケースで「Mistakes」

 

 

これは世の中の失敗事例と言われるケースを実践してしまった場合のケースです。

 

もちろん、その結果は自ずと失敗へ導かれますが

 

ごく稀に、それが幸いして結果的に成功に導くケースもあります。

 

ですのでSuccessとFailureの割合は「Practices」とは逆になります。

 

 

最後に真ん中の「Experiment」、これは実験です。

 

 

今までの成功事例・失敗事例にもない、やったことのない事をするケースです。

 

その際は、成功する、失敗するケースは半分半分になります。

 

最後に学びの程度を表すのが一番下の箇所です。

 

成功すべく成功しても、たまたま成功しても、その人の学びは少なく

 

実験を繰り返し、成功・失敗した時こそに学びが多くあるということです。

 

ベストプラクティスをやり続けて成功しつづけても、その人の成長はなく

 

外部環境が変わった場合にベストプラクティスが通じない、

 

その本人の学びも少ないものとなってしまい

 

世間から淘汰されてしまいます。

 

逆に成功し続けている人は、実験を繰り返しながらPracticeを生成して成功パターンに持って行きつつ

 

次の成功パターン醸成のために、違った視点での実験を繰り返している人なのではないかと思いました。

 

どの成功・失敗に対して評価すべきなのか

 

Celebration Gridを使って振る舞いによる成功と失敗の考え方について整理をしましたが、

 

マネージャーとしては、真ん中のExperimentによる失敗・成功に良い評価(賞賛)すべきです、

 

特にこの枠の失敗はマネージャーとしては意識して許容すべきだと思います。

 

 

みんながここをやってしまうと組織全体の成果が50%になってしまいます。

 

現実的には事業を継続するために結果(成功)も必要です。

 

 

自分たちの組織がどんな振る舞いをしてどんな結果を出しているのか

 

これを使って整理をすることで、組織戦略を立てることができます。

 

先ほども書きましたが、Experienceの失敗を組織として許容する文化をどれだけ作り出せるかが

 

マネージメントの腕の見せ所だと思います。

 

続く

 

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シスメックス株式会社 エンジニア
 
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