UXデザインセミナーvol.5 (ペルソナ/シナリオ法)

今回はUX デザインセミナー前期最終回となるペルソナ/シナリオ法について学んできました。

 

ご存知の方も多いかと思いますが「ペルソナ」とは商品やサービスのターゲットとなる象徴的な顧客像のことを指し、

 

マーケティング企画立案の手法の一つとなっています。

 

(参考:http://www.seohacks.net/basic/terms/persona/)

 

そもそもなぜ、ペルソナとして顧客像を整理する必要があるのでしょうか。

 

また、どのようにすればペルソナを書くことができるのか、今回の学び・気づきを整理したいと思います。

 

 

なぜペルソナを書くのか

 

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理由は関係者の認識を合わせることにあり、つまり要件を明確化するためにペルソナを書きます。

 

例えば、空港でチェックインしてから搭乗までの時間を快適に感じることができるサービスを考える時に

 

顧客像として「30代サラリーマン」だけだと、どうしても認識がズレてきます。

 

空港に行く目的がそもそも余暇で行くのか、仕事で行くのかでも全然変わりますし

 

仕事で行くにしても、一人で行くのか、上司と一緒に行くのかによってもまた変わってきます。

 

特定のユーザーだけでは認識の齟齬が起こり、「利用シーン」も特定していかないと

 

提供するサービスの焦点が定まらないということがわかるかと思います。

 

つまり、具体的な利用シーンを明らかにしてゴールを明確化する必要があります。

 

それを文書化することで、関係者との認識を合わせ何か迷った時の拠り所になっていきます。

 

逆にこの要件の部分を曖昧にしたままにしてしまうと、後工程の作業で右往左往してしまうことになります。

 

システム開発と同じですね。

 

利用ユーザーを知る。
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では、次にペルソナを書くために利用ユーザーや利用状況を把握するためには

 

利用ユーザーを「知る」必要が出てきます。

 

調査の方法としては「観察する」、「インタビューする」と2つあります。

 

具体的な調査方法については今回割愛しますが、

 

これらの活動によって、様々な情報を得ることができます。

 

先ほどの空港の例を取ります。

 

例えば「観察」をしてみると

 

ギリギリに搭乗口に来る人、余裕を持って来る人がいたり、

 

さらに余裕を持って来る人を見ると、PCを使っている人(仕事)、仮眠を取る人、何かを食べている人がいたり、

 

さらに「インタビュー」をすると、なぜそのような行動をとっている背景が見えてきます。

 

例えば、何か食べている人をインタビューしてみると、朝が早い便のため食べる時間がなかったり、

 

もしかするとお目当ての食べ物があり、それを目当てにあえてご飯を食べずに来ているかもしれません。

 

このように、観察やインタビューをすると様々な情報が色々な粒度の情報として洗い出されてきます。

 

そうなると、それらの情報を整理しないといけなくなり

 

パターン化することにより、最終的に人間の行動タイプとしてまとまっていきます。

 

その整理方法が次で説明する「上位下位関係分析法」になります。

 

ラダーリングを行う(上位下位関係分析法)

 

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上位下位関係分析法はKJ法と似ていて、簡単に言うと同じ意味合いのものをグループ化して

 

グループ化したものに対するさらなる欲求を掘り下げて、どんどん本質的欲求に近づけ「汎化」していく作業となります。

 

その本質化された欲求を元に対象のユーザーやその利用シーンへつなげることになります。

 

私たちが演習のなかで失敗したのは要素を括っていく中で「汎化」しすぎてしまったことでした。

 

簡単な例をあげると

 

「サイダーが飲みたい」、「ライムジュースが飲みたい」という欲求を突き詰めると

 

「さっぱりとした気分になりたい」というように、

 

サイダーやライムジュースを飲む理由を集約したものにしないといけなかったのですが

 

コーヒーや牛乳にでも当てはまる「飲み物が飲みたい」というような大きな括りにしすぎてしまったことでした。

 

つまり、汎化したことにより本質的欲求の抽象度が上がってしまったことで

 

せっかくインタビューで得た、それ固有のオリジナリティ(雑味)までを失わせてしまっていたのは

 

反省点でもあり、よい気づきでもありました。

 

まとめ

 

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ペルソナ自体の書き方については、ここで何も語る必要もなく様々なサイトに掲載されているので

 

それを参考にしてもらえればと思います。今回はなぜペルソナを書く必要があるのか、

 

書くための材料はどのように集めて集約する必要があるのかを重点的に整理しました。

 

今回でセミナーの前期は終了となり後半も引き続きセミナー自体は続きますが、

 

私自身はこの前期で一旦参加を終了となります。

 

他の用事が事前に入っており、ほぼ参加できないのが大きな理由です。

 

その分、残りの学習ポイントについては自主的に引き続き精進していきたいと思います。

 

後期も引き続き受講する皆さん、頑張って下さい。

 

 

 

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masaki52

シスメックス株式会社 エンジニア   IT×グローバル×医療で世の中に貢献できるよう、日々奮闘中。 スポーツと海外旅行が趣味です。