IODD 2018 by Code for Kobe

 

1週間前にWikidataの入力方法を伝授してもらい、即興で実施したIODD 2018。FBイベントの参加者を見ていると外国人による参加予定表明もあり、若干ビビるも結局はいつものCode For Kobeメンバー。ゴールは神戸市議の情報をWikidataに入れるというもの。IODDとは何?とかなんで神戸市議の情報を入れているの?というところは前回のブログを参照。

 

 

結果的には予定していた17:00にうまく滑り込む形でデータ入力のほうは終了。Code For Japanの関さんや神戸市議の諌山さんにもご参加いただき最後はいい感じで締まって終了できた。ざっと振り返ってみる。

 

作業はいたって簡単。神戸市議の情報から必要な情報をピックアップをしてWikidataに入れていくもの。Wikidataと聞くとWikipediaを思い出す方もいると思うが、Wikipediaは人が見てわかりやすい情報が入っていて、Wikidataはデータそのものはシステマティックに格納されていて人が見るのは困難ではあるが、規則に沿ってデータ格納されているので2次データとして活用・整理したりするのにはこちらが適している。

 

作業はひたすらもくもくとやる単純作業。定型作業なのでツールなどがあればスッと入るのだが実際に手を動かしてデータ登録するという事を経験する事が重要なのだ。参加いただいた諌山さんを例に挙げさせていただくとこんな感じ。今回は基本データしか入力していないが画像データなども登録できるようになっている。

 

【神戸市のHPから市議の情報を参照】

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【Wikidataにそれをコピーする】

 

データの登録は何も難しくはない。大変なのはデータの保全である。僕は企業で働いているがデータの管理ほど難しいものはない。何が正しい情報なのか、最新なのかを会社全体でどう担保していくのか。またそのメンテ作業も半端ではない。放ったらかしというのも珍しくない。そもそも利用ユーザ自体がデータの大事さというものを認識していない。

 

こうやってデータを入れた後には市議の情報は随時変わっていく。僕たちが入れたデータの中にも補欠選挙で途中から市議になられた人もいた。陳腐化させないことが重要なのである。入ったデータは下図のような感じで取得したい情報を選択して一覧情報として表示ができるし、またグラフなどで視覚的に表現することもできる。今回入れたデータだと、男性と女性の割合がどのぐらいなのかなど1つ1つのデータを見ていて分からないようなことがWikidataに入れることで実現できる。

 

 

また、Code For Japanの関さんにオープンデータの活用例として紹介いただいたのがTheyWorkForYouというイギリスのサイト。下記のような形で議員さんの情報だけでなく、議員さんが発言した内容などもその人のオープンデータとして登録されている。

 

 

日本の議会も議事録を取っているし、こんなサイトもあって議事録のデータを検索できたりもする。これらをWikidataに流し込めればより有意な情報を集めることができそうだ。ただ、何を持って有意な発言とするかは難しいよねというような話もでていた。

 

冒頭に簡単だとは言ったがやはり難しいのである。正しいデータを保全するという当たり前の事が思ったよりも難しい。企業内だけでも大変なのに国や地方自治体レベルで見ると途方に暮れそうだが、みんなでやるしかないのである。こうやって実際にやってみてその難しさを感じてもらうことがまず最初の一歩。ここからまた少しずつ、みんなでトライしていけばよい。失敗しても何も失うものはない。ゴールを目指して決して足を止めずに歩き続けることが、結局は最短ルートなのである。

 

おわり

 

 

ABOUTこの記事をかいた人

masaki

神戸で働く、ITエンジニア   IT×グローバル×医療で世の中に貢献できるよう、日々奮闘中。 スポーツと海外旅行が趣味です。