本を批評するための書き方

 

僕は国語が苦手である。それは小学生の時から認識していた。設問によくあった”文中の「これ」は何を指しますか?”の「これ」が分からない、つまり読解力がない。そして作文になるとさらにハードルが上がる。夏休みの読書感想文がどれだけ嫌だったか。。。中学生になると担任が毎年変わるので毎年同じ本を読みんで感想文を書くというセコ技も覚えた。そんなことをしてるから文章構成力もなければ、本ももちろん読まなかったので語集もない、それほど国語ができないのである。

 

もちろん、自分のブログの内容の稚拙さは自分自身強く認識しながら書いている。(毎囘「公開」ボタンを押すのがどれだけ嫌か・・・)そんなこともあってか、うまく文章を書いてみたいなあという願望はものすごく強い。自分のコンプレックスを克服したいのと、そもそも普段の業務や私生活にも影響する話でもあるので、願望よりは少なくとも一般的な水準にしたいという逼迫感のほうが強いかもしれない。

 

そんなことをモヤモヤ考えながら本屋をブラブラしていると、1冊の本が目に入った。「はじめての批評」という本だ。

 

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「批評」というと何か駄目出しするイメージを持ってしまうのだが、決してそうではない。批評=「価値を伝える」ことを指している。価値を伝えることにより、読み手に対して行動を促すことや社会全体への気付きをもたらすことが批評の本質的な意味合いだ。まず、批評をするには問題提起が必要不可欠であり、駄目出しに感じてしまうのはそこにある。しかし、問題提起をするためには、その事象を深く知る必要があり、つまりそれをどれだけ愛することができているかが重要で、愛なきものは語る資格はない。

 

次に批評の準備として、感情は一旦横に置いておく必要がある。その事象を様々な立場で見て、考えてどう感じるのかを整理をする必要がある。好きと嫌いは裏返しでもあり、対立する意見の接点を見ていくと実は根本的な出発点や方向性は同じだったりする。そこから何か批評が生まれたりする。感情を入れてしまうとある一つの視点から意見しているだけとなり、本質的な問題提起ができない。

 

批評を書いたり、練ったりするところはこれこそ文章力が幅を利かすところであり、テクニックが色々と紹介されている。ただ、このテクニックを手にいれるためにはただひたすら「良い文章」を読んでいくしかなく、著書の中で3冊ほど紹介があり、今後読み進んで知識を深めていく上では参考になった。兎にも角にもまずマネをすることが大切だ。

 

最後に書かれていたのは「書き続けよう」ということ。僕もこうやってブログを書くうちに書くスピードがとても速くなったし、おっくうでなくなってきた。そして、いくら駄文であっても躊躇せずに出せるようになってきた。(良いか悪いか別として・・・度胸がついたということで^^;)

 

僕の次の段階は「覚悟」を持つこと。僕の書く内容はありきたりであり波風立てずに終わらせることだけでいまのところは精一杯・・・きちんと愛を持って問題提起をして「覚悟」を持って文章を絞り出し、批評をもらい次につなげるという流れを早く作っていきたい。質の高い本をしっかり読み込んで早く正しい「批評」できるようなスキルを身につけていきたい。ということで、「批評」への道はまだまだ遠い。

 

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おわり

 

 

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masaki

神戸で働く、ITエンジニア   IT×グローバル×医療で世の中に貢献できるよう、日々奮闘中。 スポーツと海外旅行が趣味です。