2017年の鉄人28号製作で、一番時間がかかったのが拳の箇所でした。
去年はボクシンググローブで代用したのですが
手の中の湿度が半端なく、そして腕と拳の部分を固定していなかったがために
腕が折れたような感じになってしまっていました。

これはあまりにカッコ悪く、着脱が大変だったので
今年はインパクトのある拳にしてやろうと考えました。
デカすぎる拳・・・
東急ハンズでいい感じの正方形の発泡スチロールがあったので購入。

自分の手を見ながら拳の形をこの発泡スチロールにスケッチ

カッターナイフで削ったりすると、切りくずが発生しうまく削れないので
わざわざ発泡スチロールを切るためのカッターを購入。

スケッチに沿って削っていきます。素人にはとにかくきつかった・・・
試行錯誤。細部を見るとミスだらけ・・・
まず、荒削り版完了。4〜5時間かかりました。

これをまた、発泡スチロール用の紙やすりで削ります。
いい感じで拳らしくなってきた。

そして、塗装するとこんな感じになります。

もう片方も同じ工程で削って完成。

自己満足に浸って、嫁さんに装着写真を撮ってもらうと
でかい・・・
確かに、削るのに時間がかかるので最小限の作業で収めてしまってました。
ということで、せっかく削って塗装したにもかかわらず
ワンサイズ小さくすることに・・・
拳製作やり直し・・・
このリファクタリングがさらに大変でした。
右が変更前の右拳、左が変更後の左拳

手の甲に板をつけた感じにRe-Design
青色部分が残っている中指と薬指だけで何もせず、あとは全て削ぎ落としました。
前から見るとこんな感じ

正面から見てみると分かりにくいので
斜めからも。一回り小さくなっています。

拳をどう持つか
この拳をどう持って走るかですが、結論としては底に穴を開けて
その中に引き出しの取っ手を差し込み、それを持つという手法で対応しました。

コーナンで購入した取っ手です。

この取っ手を埋め込みます。

次に手首の部分は穴の空いたリング形状の発泡スチロールを使います。

クリスマスシーズンに近づいていたので、こんな装飾品が売ってました!
ちなみに去年は卓球のピンポン球を黄色にして使ってました。

半分に切って、リングに埋め込みます。

腕の部分も作成して、

腕+リング+拳で完成です。
足、その他もろもろ
足も他の部分と同様にまず、画用紙で型をとります。

そして、展開

これを型紙にしてライオンボードで清書、組み立てします。

そして、塗装完了

鉄人28号が背負っているタンク?も作成
この頃になると、このぐらいの作業は速攻でできるようなってきます。

そして着色

という感じでようやくすべてのパーツが作成しました。
レース前日の写真にはなりますが、全て並べるとこんな感じです。

これでようやく、ハード面は作成完了!
つづく