Management 3.0 〜Motivation & Engagement〜

 

今回のテーマはMotivation & Engagement

 

ここはManagement 3.0でも重要なポイントです。

 

Motivationは自身に対するもの、

 

Engagementはその所属する組織や顧客に対するもので

 

特に「Engagement」というのは日本語に訳すると

 

「約束」だとか「契約」だとか、さっぱりした意味につながることが多いですが

 

もっとその関係性は深く、平たく表現すれば「組織に対する愛着心」といえます。

 

このエンゲージメントが深ければ深いほど、

 

自発的に行動し、仕事に熱中し、仲間を信頼し合い、組織の成功のために一丸となるチーム、

 

そして高い業績につながっていきます。

 

そのEngagementの源となるのがMotivationになります。

 

Motivationは2つある。

 

Motivationには大きく2つの種類があって、

 

外発的(Extrinsic)なものと内発的(Intrinsic)なものに分かれます。

 

外発的動機付けは実施方法がシンプルで分かりやすく

 

報酬を与える、罰を与えるというような

 

お金や物など外からの報酬からなる動機づけです。

 

一方、内発的動機付けは外発的動機づけに比べると

 

その人の性格やこれまでの経験の積み重ねによるものが多く、

 

そのため、実施方法が明確でないのが特徴です。

 

だからといって、一人一人のモチベーションを上げるために

 

個別のプログラムを組み人をマネージメントするのではなく、

 

メンバーの内発的動機を促すような環境を作るというのがマネージャの責任です。

 

ここが重要な点です。

 

メンバーのMotivationを知る

 

 

どこにメンバーのMotivationがあるのか、それを知る方法があります。

 

それが「Moving Motivators」というカードを使ったゲームです。

 

ルールはとても簡単で

 

人間には大きく以下の10個のモチベーションがあり、

 

これらから3つ自分にとって大切な要素を選択し、その理由をメンバーと共有します。

 

受容
「私の周りの人が、私がやっていることや私らしさを認めてくれる」

好奇心
「調査したり、考えたりしたいことがたくさんある」

自由
「私は自分自身の仕事と責任で他人から独立している」

地位
「私の職位は、優れていて、いっしょに働いている人たちから認められている」

ゴール
「私の人生の目的が、私がしている仕事に反映されている」

名誉
「私個人の価値が私の働き方に反映されていることを誇りに思う」

熟達
「私の仕事は難しいが、まだ能力の範囲内にある」

秩序
「安定した環境のための十分な規則と方針がある」

権力
「私の周りに起きることを自分で左右できる裁量がある」

関係性
「私は仕事でかかわる人々と良好な社会的つながりを持っている」

このツールを通して、自分の価値観を知ると共に、メンバーの価値観も知ることができます。

 

互いの価値観を知ることでメンバーとの関わりあいも変わってきます。

 

トップダウンとボトップアップと

 

これからのマネージメントはメンバーをMotivateするのではなく、

 

自らが自律的にMotivateできるような環境を作ってあげることです。

 

もちろん、すべてがすべてうまくいくとは限りません。

 

すべての人が自己組織化して動けるとは限りません。

 

組織として求められるパフォーマンスを出し続けるために

 

従来の外発的動機付けも必要な場面も出てくると思います。

 

理想的には内発的に基づくMotivationでメンバーは働くべきだと思いますが

 

ゼロ・イチではなく、その時の状況に応じた使い分けをする必要があります。

 

つづく

 

ABOUTこの記事をかいた人

神戸で働く、ITエンジニア   IT×グローバル×医療で世の中に貢献できるよう、日々奮闘中。 スポーツと海外旅行が趣味です。