Management 3.0 〜Scaling〜

そろそろ整理も最後のほうに近づいてきました。

 

今回のフォーカスポイントは「Scaling」

 

これは組織が大きくなっていく場合の構造の変化をどう考えるのかというのがポイントになります。

 

サラリーマンをやっている私にとっては組織構造と言われて

 

最初に思いつくのが階層型の組織構造です。

 

そして、その階層型組織の1つ1つに人がはめられていくわけですが

 

どのような能力を会社から期待されていますか?

 

多くの人等は担当分野における、「専門性」を深めることを要求されていると思います。

 

そして所属する組織全体もある専門性に特化した部署になっていないでしょうか?

 

その「専門性」を持って作業をする際に、いかに大量にある仕事を効率的に捌いて

 

アウトプットを出すかということを考えているとかと思います。

 

作業をする際に「インプット」に視点が偏ってしまい、

 

より”有意”な「アウトプット」を出そうという気持ちが薄れていないでしょうか?

 

整理をすると現在、ほとんどの会社で形成されている組織構造によって

 

・決められたルール・プロセスに従って

 

・深い専門性を活かして

 

・いかに効率的に「インプット」を処理し

 

・決められた「アウトプット」を出していくのか

 

というような、産業革命時の製造業の大量生産モデルを元に仕事がなされているのが実態です。

 

つまり、まだ世の中に生まれていないようなモノを組織として取り組む際は、

 

これまでの構造を変えていかないといけないということです。

 

Innovativeなアイデアを出して価値提供するような企業であれば、

 

1つの専門性ではなく、他の領域の知識も豊富な「T-Skilled People」と呼ばれるゼネラリストが

 

いかに有意な「アウトプット」を出すかというところにフォーカスを当て

 

非効率ではあるけれども、機能横断型のチームを構成して多様性を持たせ

 

見通しがある程度みえるものを「作る」のではなく、誰も挑戦したことのないようなことに踏み出すような

 

「探索」するような企業風土が強いのではないかと思います。

 

では、これからは階層型の組織はなくなってしまうのか?と言われると

 

答えはノーだと思います。

 

規模が大きくなってくると、Innovativeなアイデアだけを追うわけにはいかず

 

どうしても効率性を求めた組織に再編成しないといけない部分も出てくると思っています。

 

つまり、自分たちの業務内容やその規模の大きさを見ながらScalingしていく中で

 

バランスよくこれらの要素を臨機応変に配分していく必要があるかと思います。

 

Management 3.0では「街」でよく例えられるのですが

 

前者の組織構造であれば、高度経済成長期に建設された、完全に均一な郊外の団地にようなもので

 

後者の組織構造であれば、香港の九龍城みたいなカオスに近い状態の街になります。

 

バランスが取れた状態とは、ニューヨークやパリのように

 

国が区画整理をして大きな視点で整備をした上で、その区画の中の建設については手を出さず

 

各自に任せることができている状態だと思います。

 

確かに街に例えるとイメージしやすいですね、いいメタファーだと思います。

 

あと、Scalingを体験出来る面白いワークショップがあるのですが

 

また今度整理したいと思います。

 

続く

 

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神戸で働く、ITエンジニア   IT×グローバル×医療で世の中に貢献できるよう、日々奮闘中。 スポーツと海外旅行が趣味です。