Management 3.0 〜Complexity〜

 

今回のポイントはComplexity、日本語でいうと「複雑性」

 

この複雑性をマネージメントするための考え方について整理をします。

 

Complexityとは

 

この「Complexity」という英単語ですがなかなかやっかいもので

 

「Complicated」と「Complex」を掛け合わせたような意味合いになります。

 

Complicated・・・・「たくさんの要素がある」、「たくさんの階層がある」、「たくさんの経路がある」など、客観的、物理的な「複雑さ」を表す。

 

Complex・・・理解や説明がし難くなっている状態です。「解き明かすのが難しい」、「解決が困難」、「混乱している」とか、そんな状態を示すもの。

 

この2つを掛け合わせるとこんな感じで表現されます。

 

 

例えば、ブロックと時計では、それを構成する部品の複雑度が違うので

 

時計はブロックよりComplicatedになります。

 

次にブロックとサイコロを比べてみると、ブロックは個々の部品を組み合わせて何かを表現するものであり

 

一度何かを作成すれば振る舞い自体は、未来になったとしても変わるものではありません。

 

一方、サイコロは転がして各面の一番上の数字を採用するという目的を持っています。

 

その一番上に出る数字は予測が立たないものであり、ブロックに比べComlexとなります。

 

以上が簡単な例となります。(説明するのが難しい・・・)

 

我々は縦軸における、「複雑性」を上げて成長を遂げてきましたが

 

これからは予期できない世の中になってきており、横軸の「複雑性」が増している状態です。

 

このComplexityをマネージメントすることが外部環境に対する、

 

未来のマネージメントの形になると思います。

 

Complex Adaptive Systemとは

 

CAS(Complex Adaptive System)という言葉を聞いたことがあるでしょうか。

 

日本語では「複雑適応系」と呼ばれ、アリやハチの巣作りや脳の活動など、

 

多様な複数の相互接続された要素から成るという意味で「複雑」であり、

 

変化する能力と経験から学ぶという意味で「適応的」であるものを指します。

 

詳細はWikiPediaを参照してください。

 

一方、現在「組織」と呼ばれるほとんどの集団はこのような形を形成しているのではなく、

 

組織階層をもち、上から下への指揮・命令関係を持った構造になっています。

 

複雑性をマネージメントするには複雑性で対処するしかない。

 

さらに複雑性を深堀りするとRequisite variety(最小有効多様性)という考え方があります。

 

これは複雑多様な環境に対応するには、

 

それに対応する組織も同じ程度の多様性を持っていなければならないとする考えです。

 

この最小有効多様性に対する対応として、

 

さきほど述べたとおり、ほとんどの組織でCASではなく組織階層を構成し、

 

ルールや約束事を決めて上下間で指揮命令系統を作り運用をしています。

 

しかし、その複雑多様な環境に適応すべく、

 

組織階層間でさらにマイクロマネージメントになってしまったり

 

環境の変化にルールが追いつかない状況になっていないでしょうか。

 

つまり、現在の主流な組織構造はComplicatedな複雑性に対応するものだけであり、

 

Complexな複雑性に対して人をControlするというやり方は極めて弱いということがわかると思います。

 

Complexityに対処するための8つのガイドライン

 

では、Complexな状況を含めたComplexityのマネージメントの観点について

 

整理をしていきたいと思いますが、

 

これらの8つのガイドラインを1つづつ説明しているとブログが終わらないので

 

キーメッセージのみ紹介しておきます。

 

(別記事として1つづつ解説を書こうと思います、時間ができれば・・・)

 

つづく

 

ABOUTこの記事をかいた人

神戸で働く、ITエンジニア   IT×グローバル×医療で世の中に貢献できるよう、日々奮闘中。 スポーツと海外旅行が趣味です。