観察のカガクVol.2 みる→かく

今回の観察のカガクVol.2は「みる→かく」

 

前回、観察が上手な人は記述力があるというのがあったように

 

 

(参考)

観察のカガクVol.1 観察はなぜ必要なの?

 

今回は眼で観たものを言葉にする練習として

 

2人1組になって「ビジュアル伝言ゲーム」をしました。

 

ルールは簡単です。

 

片方が絵や図形を見て、それを文章に落とし込みます。

 

もちろん、もう片方の人はそれが何かは見ることができません。

 

そしてその文章を元に絵や図形に落とし込みます。

 

写真を撮り忘れましたが以下のように一番上の図形を見て文章化をして

 

その文章を元に図形を書きます。

 

その下に貼っているのが、実際に指示書を見ながら描いたものなのですが

 

なかなか言葉では伝わらない事が分かります。

 

 

特に、下の半円っぽいやつをどう伝えるかが難しいですね・・・

 

次はみなさんも想像しながら進めてみてください。

 

こちらが絵を描く元となる指示書です。

 

 

僕が描いたのはこんな感じでした。

 

 

指示書をまとめた人が見た絵はこんなやつです。

 

 

時間の制約があるのですべてを事細かに言葉にはできませんが

 

どちらの手で傘を持っているのか、奥にある建物の表現や

 

人が歩いている方向や地面の材質などを付け足せば

 

もっと実物に近い絵を描けたのではないかと思います。

 

では、どうすればきちんと言葉で表現することができるのか。

 

漏れなく、無駄なく5W1H

 

 

次に絵を描くといったときのポイントとして挙げられる点です。

 

 

この辺を聞いていたあたりから、自分の仕事に近い事を言っているのだと気付きました。

 

システムを導入するときも、まず今の現状を把握するためにヒアリングを実施します。

 

これを事細かに伝えておかないと導入したシステムは僕の絵のようになります。

 

なので僕たちも

 

いつデータをいれるのか(When)

 

どこのデータを参照するのか(Where)

 

どのぐらいデータを利用するのか(How)

 

なぜそのデータを使うのか(Why)

 

どんなデータを使うのか(What)

 

だれがそのデータを使うのか(Who)

 

というようにシステムを導入したい人から状況を引き出すための観点を持ち、

 

ヒアリング(観察)をしているのです。

 

そうゆう意味では、自分の仕事も「デザイン」をしているのだと再認識することができました。

 

この「遠い」ようで「近い」微妙な距離感の事を学ぶのは

 

アナロジカルな視点で自分の仕事を見直す事ができ、とても新鮮です。

 

このゼミ、思っていた以上に面白いかも。

 

講師から推薦図書も共有いただいたので読んでみたいと思います。

 

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絵を見て感動できないのは、今日の話を応用すると「絵の観る観点」が分からないだけです。

 

計算方法を勉強しないと数学を理解できないのと同じように

 

絵を観る観点を知っておかないと芸術を理解できないということです。

 

つづく

 

ABOUTこの記事をかいた人

masaki

神戸で働く、ITエンジニア   IT×グローバル×医療で世の中に貢献できるよう、日々奮闘中。 スポーツと海外旅行が趣味です。