建築家に聞く、発想の原点について

ITのシステム作りと家の建築はよく似ていると言われるので

 

では、建築家はどのように考えて家をデザインしているのか

 

遠いようで近い、アナロジカルな視点で話を聞きに行きました。

 

神戸モトマチ大学の講義である、

 

「視点をゆさぶるためのデザイン」

 

視点をゆさぶるためのデザイン (2017年第4回)

 

あまりに違う世界に最初はポカーンでしたが、

 

自分の仕事とシンクロするような場面もチラホラあったので

 

参考になった点をまとめました。

 

リフレーミングする

 

 

普通、家のデザインを考えると

 

「人の居心地が良いか悪いか」

 

「この部屋はXX用に使う」

 

というように「人」や「固定されたデザイン」という前提で

 

考えがちですが

 

講師の島田さんがおっしゃっていたキーワードが

 

「物の居心地が悪い」

 

「家に縛られない」

 

というように対極の視点で物事を考えておられたことが

 

とても印象的でした。

 

「視点が変わると価値が生まれる」

 

ということなのでしょう。

 

 

周りと調和させる

 

 

建てる建築物が周りとどれだけ「調和」するかを重要視されていました。

 

その街にあった、溶け込むようなデザインをする、

 

さらに言えば、「調和」を超えて周りに「価値」を提供するような

 

デザインを目指しているともおっしゃっていました。

 

昔ながらの路地があるような地域で実例として挙げられていたのが

 

自分の土地だからと言って、敷地ギリギリまで自分の家にして

 

結果、そこだけ道が狭くなるようではその地域全体の視点で見ると

 

それはダメなデザインで、自分の土地を共有して道の一部にすることで

 

街全体として「価値」を共有すべきだと。

 

家を街の一部として捉える広い視点があると思いました。

 

意見は聞かない

 

 

家をデザインする時には、お客さんから要望を聞きヒアリングをします。

 

要望をそのまま受け入れるのではなく、

 

お客様のキャラクター見る

 

とおっしゃっていました。

 

そのキャラクターからイメージされるものを形にしていき

 

幾つものプロトタイプを作ってすり合わせる、

 

イメージを形にしていくのが建築家の仕事であり

 

「イメージ」という抽象的なものだからこそ

 

何十個も具体的なアイデアにつながることができます。

 

確かに、元から具体的な設計デザインがあるのであれば

 

建築家に頼む必要はありません。施工業者を呼ぶべきです。

 

まとめ

 

 

同業者の話を聞くのも刺激になりますが、

 

遠いようで近い人の話を聞くと自分の仕事の視点が広がります。

 

この遠いようで近い「距離感」がなかなか難しいですが。

 

終わり

 

ABOUTこの記事をかいた人

masaki

神戸で働く、ITエンジニア   IT×グローバル×医療で世の中に貢献できるよう、日々奮闘中。 スポーツと海外旅行が趣味です。